今は「逃げ」ではなく、「立て直す時期」なのかもしれない

「考えたくない」
「今は現実を見たくない」

そんなふうに感じる時は、誰にでもあると思います。

人は、本当に苦しくなると、考えること自体を避けたくなることがあります。

見ないようにする。
後回しにする。
現実逃避したくなる。

特に、

  • お金
  • 仕事
  • 人間関係
  • 健康

などは、向き合うこと自体がしんどい問題も少なくありません。

もちろん、時間が解決してくれる問題もあります。

けれど一方で、放置するほど悪化してしまう問題もあります。

だからこそ、本当に苦しい時ほど、

「どう向き合うか」

が大切になってくるのかもしれません。


今の現実は、これまでの積み重ねでもある

厳しい言い方をすれば、

「今の現実」

は、過去の選択や行動の積み重ねでもあります。

ただし、これは、

「全部あなたが悪い」

という意味ではありません。

■ 時代
■ 環境
■ 会社
■ 家庭
■ 人間関係

人は、自分一人だけで生きているわけではありません。

だから、自分ではどうにもならないことも、人生には確かにあります。

実際、私自身も、

「これは本当にまずいかもしれない」

と感じたことがあります。

昔、思い出したくない出来事が、毎晩のように夢に出てきた時期がありました。

その時、

「人間の脳は、嫌な記憶を一番奥に押し込めているんだ」

ということを、初めて実感した気がします。

また、事故に巻き込まれそうになった時など、不思議と時間がゆっくり流れるような感覚を経験したこともあります。

今思えば、人間には本能的な危険察知能力があるのかもしれません。

つまり、本当に危険な状態になる前に、

「このままではまずい」

と、自分自身が何らかのサインを出している場合もあるのだと思います。

そして、

「何も変えなければ、状況も変わりにくい」

という現実も、またあるのではないでしょうか。


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「攻める」前に、まずは「守り」を固める

最近、強く感じることがあります。

それは、

「まずは守りを固めることが大事」

ということです。

人は苦しくなると、つい、

「人生を変えなきゃ」
「逆転しなきゃ」

と考えがちです。

けれど、

  • 睡眠
  • 生活
  • 健康
  • お金
  • 人間関係

などの“守り”が崩れている状態では、何をやっても続きにくくなってしまいます。

私自身、体調に異変を感じた時、会社を辞めて環境を変えたことが何度かあります。

当時は不安も大きかったです。

でも今思えば、あれは「逃げ」ではなく、

「立て直し」

だったのだと思います。

環境を変える。
距離を置く。
少し休む。

これは、決して悪いことではありません。

むしろ、自分が壊れる前に、自分を守ることの方が大切な場合もあります。

もちろん、どの世界でも多少の我慢は必要です。

ただ、我慢し続けた結果、自分自身が壊れてしまっては意味がありません。

だからこそ、

「何から逃げているのか」
「何を立て直したいのか」

を、自分自身で少し整理することが大切なのかもしれません。

四国歩き遍路でも、それは強く感じました。

毎日20〜30km、多い日は40km近く歩く。

足は痛い。
身体は疲れる。
足にマメもできる。

それでも、自分の身体を壊さないよう、一番気をつけていたのは、

「無理をしすぎないこと」

でした。

歩けなくなったら、そこで終わりだからです。

人生も少し似ているのかもしれません。


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小さく向き合うことから始めればいい

「向き合う」

というと、苦しみ続けることのように感じる人もいるかもしれません。

でも本来は、

少しずつ現実を見ること。
少しずつ整えていくこと。

なのだと思います。

いきなり全部を解決しなくていい。

まずは、

  • 現状整理
  • 支出確認
  • 睡眠
  • 掃除
  • 散歩

そんな小さなことからでも十分です。

もちろん、すべてを無理に抱え込む必要はありません。

ただ、問題そのものと向き合わなければ、根本的な解決にはつながりにくい場合もあります。

一時的に気を紛らわせることはできても、心のどこかに引っかかり続ける。

だからこそ、自分のペースで少しずつ向き合っていくことが大切なのかもしれません。

最近の社会は、

「嫌ならすぐ逃げよう」

という空気も強くなっているように感じます。

もちろん、本当に危険な環境から離れることは、とても大切です。

ただ一方で、多少の負荷がなければ、人は成長しにくい面もあります。

だからこそ大切なのは、

「無理をし続けること」

ではなく、

「自分が壊れない範囲で向き合うこと」

なのかもしれません。

本当に限界の時は、まず休むことが大切です。

休職を申し出てもいい。
環境を変えてもいい。

疲れ切った状態では、冷静な判断は難しくなるからです。

また、

「全部自己責任」

という考え方だけでは、人は追い込まれてしまいます。

世の中には、自分一人ではどうにもできない問題もあります。

だからこそ、

「今の自分にできる小さな行動」

を積み重ねることが、現実的なのだと思います。

人生は短期間では大きく変わらなくても、方向は少しずつ変えられる。

そして、その方向を決めるのは、これからの自分自身の行動なのかもしれません。