考えすぎて眠れない人へ|夜になると不安が大きくなる理由
昼間は普通に過ごせているのに、夜になると急に不安や考えごとが止まらなくなる。
そんな経験をしたことがある人も多いと思います。
布団に入った瞬間、
- 将来のお金
- 仕事
- 人間関係
- 健康
- 老後
- これからの生活
など、次から次へと頭の中に浮かんできてしまう。
特に50代・60代になると、
「この先どうなるんだろう」
「今のままで本当に大丈夫なのか」
そんな不安を感じやすくなる人も少なくありません。
静かな夜ほど、不安は大きく見えやすいものです。
不安との付き合い方|考えすぎてしまう人へでも書いたように、人は不安が強くなると、頭の中だけで答えを探し続けてしまうことがあります。
真面目な人ほど、考え続けてしまいやすい
不安を減らしたい。
失敗したくない。
将来困らないようにしたい。
そう思うからこそ、人は考えます。
特に真面目な人ほど、
- ちゃんとしなきゃ
- もっと頑張らないと
- 自分だけ取り残されている気がする
そんな思考ループに入りやすくなります。
でも、夜中の思考というのは、不思議と悪い方向へ広がりやすいものです。
夜中の不安って、昼間に考えるより何倍も大きく感じるんですよね。
実際にはまだ起きていないことなのに、頭の中だけでどんどん悪い想像が膨らんでいく。
時計を見るたびに、
「あと◯時間しか寝られない」
と焦ってしまう人もいると思います。
私自身も、40代の頃、一番最初に事業を始めようとしていた時期に、なかなか思うようにいかず、将来への不安で眠れなくなったことがありました。
「この先どうなってしまうんだろう」
そんなことを夜中まで考え続け、変な夢を見て何度も目が覚める。
過去の失敗や、思い出したくない経験まで夢に出てくる。
その時、
「人の脳って、嫌だった記憶も全部どこかに残っているんだな」
そんなことを感じたのを覚えています。
特に嫌だった経験ほど、普段は脳の奥底に隠されていて、もっとも不安になった時や弱った時に突然出てくるような感覚がありました。
眠れない時は「無理に寝よう」としなくてもいい
「早く寝なきゃ」
そう思えば思うほど、逆に目が冴えてしまうこともあります。
だから、眠れない時は、無理に寝ようとしすぎなくてもいいと思います。
そんな時は、
- 一度布団から出る
- 温かい飲み物を飲む
- 小さな照明にする
- 深呼吸する
- 静かな音楽を流す
- 少しだけ本を読む
など、「眠る準備」をゆっくり作っていく方が、気持ちが落ち着くこともあります。
私自身は、朝日を浴びながら軽く散歩したり、外の空気を吸いながら深呼吸したりすると、少し気持ちが楽になることがありました。
寺社を歩いたり、歩き遍路のように黙々と歩いている時間も、頭の中を整理する時間になっていた気がします。
また、何もしたくない日が続く人へ|止まる時期があってもいいでも書いたように、人は疲れている時ほど、心を休ませる時間が必要になることがあります。
人は、静かな時間ができると、どうしても考えやすくなります。
周囲が静かになり、仕事の緊張感から解放され、心と身体が一瞬「無」に近い状態になる。
その瞬間に、不安が入り込みやすくなるのかもしれません。
だから、
「今日は眠れない日もある」
それくらいに考えた方が、少し気持ちが軽くなる場合もあります。
考えることは悪くない。でも、行動すると流れは変わり始める
今振り返ると、あの頃の自分は、とにかく「不安」を抱えていたんだと思います。
そして、不安を減らそうとして、頭の中でずっと考え続けていました。
でも、あとになって感じたことがあります。
考えることは大切。
ただ、考えているだけでは、現実は変わらない。
実際に行動したことだけが、少しずつ周囲の反応や環境を変えていく。
今なら、当時の自分にこう声を掛けると思います。
「考えるのはほどほどにして、今できることを少しやってみなよ」
結果は、あとからついてくることもあります。
考えすぎる人というのは、
- 心配性な人
- 真面目な人
- 物事に真剣な人
- 大きく成功したいと思っている人
そんな人が多いように思います。
そして、考える時間を持てている、という見方もできるのかもしれません。
忙しすぎる人は、考える暇すらないこともあります。
だから、「考えすぎること」自体を責めすぎなくてもいい。
もう頑張れないと感じた人へ|無理を続ける前に考えてほしいことや、一人の休日がつらい人へ|孤独を感じたときの過ごし方にも通じますが、無理に前向きになろうとするより、まずは少し心を休ませる。
それも大切な時間なんだと思います。

