何もしたくない日が続く人へ|止まる時期があってもいい
「何もしたくない」
そんな日が続くことは、誰にでもあります。
朝起きても身体が重い。
やることはあるのに気力が出ない。
趣味も楽しめない。
人と会うのもしんどい。
休んでも、以前のように回復した感じがしない。
そんな感覚になる人も少なくありません。
特に50代・60代になると、
- 体力の低下
- 将来への不安
- 仕事疲れ
- 人間関係の疲れ
- 孤独感
- 心身の変化
など、いろいろなものが重なりやすくなります。
だから、「何もしたくない」は、単なる怠けではなく、心や身体が疲れているサインの場合もあると思います。
もしかしたら、頑張れないのではなく、今まで頑張りすぎてきたのかもしれません。
真面目な人ほど、自分を追い込みやすい
「こんなんじゃダメだ」
「もっと頑張らないと」
「何もしない自分には価値がない」
そうやって、自分を責めてしまう人もいます。
特に責任感が強い人ほど、“休むこと”に罪悪感を持ちやすいように感じます。
自分自身も、仕事が忙しい時期は、「頑張らなきゃ」で動いていた時期が長かった気がします。
でも、50代以降になると、若い頃と同じようには無理が効かなくなってきます。
以前と同じ作業をしていても、スピードが落ちたと感じる。
老眼で細かい作業やデスクワークがつらくなる。
長時間労働や徹夜をすると、その後の効率が大きく落ちる。
そんな変化を感じる人も多いと思います。
昔と同じように動けないのは、弱くなったからではなく、年齢と経験を重ねてきたからなのかもしれません。
無理に気力だけで動こうとすると、さらに疲れてしまうこともあります。
関連:もう頑張れないと感じた人へ|無理を続ける前に考えてほしいこと
大きく変わろうとしなくてもいい
何もしたくない時は、
- 少し散歩する
- 外の空気を吸う
- コンビニに行く
- 好きな飲み物を飲む
- 早く寝る
- 誰かと少し話す
そんな小さなことで十分だと思います。
自分の場合も、軽く散歩をした日は、眠りやすくなったり、翌日の体調が少し良かったりすることがありました。
また、外へ出て周囲を見るだけでも、気分が少し変わることがあります。
人と話すことで、一人でいる時よりも元気をもらえたように感じることもありました。
「元の自分に戻らなきゃ」
そう考えすぎなくてもいいと思います。
それよりも、
「今の自分でできることを、少しだけやってみる」
そのくらいの感覚の方が、回復につながる場合もあると思います。
止まっているように見えても、身体や心は、ゆっくり回復しようとしているのかもしれません。
やる気が出ない時期は悪いことなのか|動けない自分を責める前に読んでほしいことにも通じますが、「今は休む時期なんだ」と考えてみることも大切なのだと思います。
焦らず、小さな行動から始めればいい
若い頃は、多少無理しても走れた人でも、年齢を重ねると同じペースでは続けにくくなります。
だからこそ、
- 働き方
- 人との距離感
- お金との向き合い方
- これからの生き方
を見直す時期に入っている人もいるのだと思います。
「何もしたくない」という感覚は、人生を見直す入口になっている場合もあります。
何もしなくていい。
しばらくは、ボーッとしてみてもいいと思います。
そのうち、
「暇だな」
「少し動いてみようかな」
そんな時がいつか来ます。
50代・60代の働き方に迷ったとき|仕事を続ける・辞める・小さく働く考え方でも書いたように、年齢とともに、生き方や働き方が変わっていくのは自然なことです。
他人の明るい笑顔や成功談など、今の自分には余分な情報もあります。
スマホやPC、テレビを見るのを、一旦止めてみよう。
最初から大きなことをしようと、焦る必要はありません。
一歩動けると、次の二歩目は少し軽くなることがあります。
止まっていた身体や心が、少しずつまた動き始めることもあります。
無理しすぎなくていい。
止まる時期があってもいい。
朝5時に起きてみる。
起きたら、朝日を10分だけ浴びてみる。
そんな小さなことでいい。

