時間の使い方が人生を変える|お金を増やす前に考えたいこと
「お金が足りない」
そう感じる人は、今の時代とても増えているように思います。
物価は上がる。
老後は不安。
将来も見えにくい。
毎日頑張っているはずなのに、なぜか生活は楽にならない。
気づけば一日が終わり、不安だけが残っている。
そんな感覚を持っている人も、少なくないのではないでしょうか。
50代・60代になると、
- 収入が増えにくくなる
- 体力も落ちてくる
- 働ける時間も限られてくる
- 老後資金の不安も現実味を帯びてくる
だから、多くの人が、
「もっと稼がなくちゃ」
「副業をした方がいいかな」
「バイトを増やさないといけないかな」
そう考え始めます。
もちろん、それも大事なことです。
支出が収入を上回り、毎月マイナスになってしまうのであれば、
どこかで収入を増やす必要は出てきます。
貯金を取り崩し続けるだけでは、いつか限界が来てしまいます。
お金をどう増やすか。
その前に、もっと根本的に考えたいことがあります。
それが、
「自分の時間を、何に使っているのか」
ということです。
「因果応報」という言葉があります
因果応報(いんがおうほう)という言葉があります。
仏教由来の言葉で、
「原因があるから結果がある」
「自分の行動が、やがて自分に返ってくる」
という考え方です。
少し難しく聞こえるかもしれません。
でも、これは特別な宗教の話というよりも、人生そのものにも当てはまる考え方だと思っています。
・身体を大切にし続けた人
・人とのつながりを大切にしてきた人
・学び続けてきた人
・小さな積み重ねを続けてきた人
そういう人は、時間が経ったあとに、その積み重ねが少しずつ人生に返ってきます。
逆に、
- 無理を続ける
- 身体を壊す
- 考えることを止める
- 時間をなんとなく消費し続ける
そうした積み重ねも、やがて自分自身に返ってきます。
もちろん、人生には自分の力だけではどうにもならないこともあります。
■ 生まれた環境
■ 時代の流れ
■ 健康状態
■ 家族の事情
■ 仕事や人間関係
すべてを自分の努力だけで変えられるわけではありません。
ただ、それでも、今この瞬間の時間をどう使うかは、これからの人生に少しずつ影響していきます。
人生は、突然変わるように見えて、実は毎日の時間の積み重ねで出来ている部分がとても大きいのだと思います。
万人に平等に与えられている「最大の財産」
世の中には、不平等なものがたくさんあります。
- 生まれた環境
- 収入
- 学歴
- 才能
- 健康
- 人間関係
でも、たった一つだけ、誰にでも平等に与えられているものがあります。
それが、「時間」です。
お金持ちでも、そうでない人でも、
一日24時間だけは、誰もが同じです。
だからこそ、本当に大切なのは、
「その時間を、何に使っているのか」
なのだと思います。
今のあなたの時間は、
- 未来につながる時間でしょうか
- 身体を整える時間でしょうか
- 人との関係を育てる時間でしょうか
- お金を生み出す可能性のある時間でしょうか
それとも、
なんとなく不安になり、
なんとなくスマホを見続け、
なんとなくテレビを見て、
なんとなく一日が終わっていく時間でしょうか。
もちろん、休む時間も必要です。
趣味の時間も必要です。
何もしない時間も必要です。
ぼーっとする時間が、人を救うこともあります。
人間は、ずっと走り続けられるわけではありません。
ただ、気持ちを整理する時間の大切さ という記事でも書いたように、
「立ち止まって考える時間」そのものが、人生を整える時間になることもあります。
大事なのは、休むことが悪いという話ではありません。
問題は、自分でも気づかないうちに、大切な時間をただ流してしまっていることです。
「今の時間の使い方は、自分の未来につながっているのか」
それを一度、静かに考えてみることは、とても大切だと思います。
時間の使い方が、少しずつ人生を変えていく
多くのお金を得る人は、運だけで豊かになっているわけではありません。
人より長く働いたり、
勉強したり、
挑戦したり、
失敗したり。
未来につながる時間を、どこかで積み重ねています。
会社員であれば、会社のために働きながら、同時に自分の生活のためにも時間を使っています。
資格の勉強やスキルアップも、すぐにはお金にならなくても、将来の可能性につながる時間です。
実際、小さく稼ぐ方法|会社に頼りすぎない生き方とは という記事でも書いたように、
50代以降は、「無理を続ける働き方」よりも、「時間をどう使うか」の方が大切になってくる場面があります。
逆に、時間だけを消耗し続ける働き方は、年齢を重ねるほど苦しくなりやすくなります。
特に50代・60代になると、
- 体力
- 集中力
- 無理の効き方
こうしたものが、若い頃とは変わってきます。
若い頃と同じように、ただ労働時間を増やせば何とかなる。
そう考えるだけでは、身体も心も続かなくなることがあります。
だからこそ、
「これから自分の時間を、どう使っていくのか」
を考えることが、とても大切になってくるのだと思います。
■ 副業をするのか。
■ 小さく働くのか。
■ 学び直すのか。
■ 身体を整えるのか。
■ 人とのつながりを作り直すのか。
どれが正解ということではありません。
ただ、今の時間の使い方が変われば、これからの人生の流れも少しずつ変わっていきます。
お金より先に、時間の向け先を考える
お金は大切です。
きれいごとではなく、お金がなければ生活は苦しくなります。
老後の不安も、働き方の迷いも、家族への心配も、多くの場合、お金の問題とつながっています。
だから、お金について考えることは避けてはいけません。
でも、お金だけを見ていると、かえって見えなくなるものがあります。
それが、「時間の使い方」です。
■ 今、自分は何に時間を使っているのか。
■ 誰のために時間を使っているのか。
■ その時間は、自分の未来を少しでも良くする方向に向いているのか。
ここを見直さないまま、ただ収入だけを増やそうとしても、苦しさが増えるだけの場合があります。
疲れたまま働く。
不安なまま副業を探す。
焦ったまま情報ばかり集める。
それでは、時間も心もすり減ってしまいます。
まずは、自分の一日を見直してみる。
○ 朝起きてから寝るまで、何に時間を使っているのか。
○ どの時間が自分を疲れさせているのか。
○ どの時間が自分を少しでも前に進ませているのか。
そこを見つめ直すだけでも、人生の見え方は少し変わってきます。
人生は、急には変わりません。
でも、
時間の使い方が変わると、
- 考え方が変わる。
- 行動が変わる。
- 出会う人が変わる。
- 少しずつ未来が変わっていく。
そういうことは、本当にあると思っています。
一日24時間。
これは、誰もが持っている最大の財産です。
お金を増やすことだけを考える前に、
「自分の時間を、これから何に使っていくのか」
そのことを、一度ゆっくり考えてみてもいいのかもしれません。
人生は、何を持っているかだけで決まるものではありません。
● 限られた時間を、何に使ってきたのか。
● そして、これから何に使っていくのか。
その積み重ねが、これからの自分を少しずつ作っていくのだと思います。

