会社に行きたくない若い人へ|50代になって思うこと
「会社に行きたくない」
そんな朝がある人もいると思います。
朝、目が覚めた瞬間から気が重い。
出勤前になるとため息が出る。
会社に向かうだけで疲れてしまう。
最近は、SNSでもそうした声をよく見かけます。
昔は、
「仕事なんだから我慢して当たり前」
「会社は簡単に辞めるものじゃない」
そんな空気が、今よりずっと強い時代でした。
だから、つらくても無理して働いていた人も多かったと思います。
でも、50代になった今、思うことがあります。
無理を続けすぎると、心は少しずつ疲れていく
若い頃は、気合いで乗り切れてしまうことがあります。
多少寝なくても働ける。
多少つらくても我慢できる。
でも、人はずっと無理を続けられるわけではありません。
気づかないうちに、心がすり減っていくこともあります。
だから、
「会社に行きたくない」
そう感じること自体は、決して弱さではないと思うのです。
「甘え」ではなく、「合わない」こともある
もちろん、仕事は楽しいことばかりではありません。
人間関係もあります。
責任もあります。
ただ、
- 職場の空気が合わない
- 働き方が合わない
- 人との距離感が苦しい
- 頑張っても心が休まらない
そんなことも、実際にはあります。
だから、
「会社に行きたくない」=甘え
とは、一概には言えないと思います。
職場の人間関係に悩んでいる場合は、人間関係に疲れて会社を辞めたい人へ|限界になる前に考えてほしいことでも触れていますが、限界になる前に一度立ち止まって考えてみることも大切だと思います。
今は「辞める」という選択もしやすい時代になった
最近は、退職代行サービスというものも出来ました。
昔よりも、「辞める」という選択はしやすい時代になったのだと思います。
転職もしやすくなり、副業という働き方も増えました。
終身雇用が当たり前だった時代とは、社会そのものが変わってきています。
それ自体は、悪いことではないと思います。
本当に心や身体が限界なら、逃げることも大切です。
無理をして壊れてしまったら、元に戻すのは簡単ではありません。
「石の上にも三年」という言葉もある
昔は、「窓際族」なんて言葉もありました。
今の若い人たちは、もう知らない言葉かもしれません。
新卒採用・終身雇用が中心だった時代と比べ、今は働き方も大きく変わりました。
ただ、その一方で、
「一度やると決めたなら、まずは3年」
という昔からの考え方にも、やはり意味はあるように感じます。
昔の諺に、
「石の上にも三年」
という言葉があります。
もちろん、心や身体を壊してまで我慢する必要はありません。
けれど、本当に合う・合わないを判断するには、ある程度の時間も必要です。
どんな仕事でも、
- 仕事の流れを覚える
- 人間関係に慣れる
- 自分の向き・不向きを知る
- 少しずつ視野が広がる
そうした経験には、ある程度の時間がかかります。
短期間だけでは見えなかったことが、3年ほど続けることで見えてくることもあります。
そして、時間をかけて得た経験は、あとから人生の土台になることも少なくありません。
だから、
本当に限界なのか、それとも今は疲れが重なっているだけなのか。
そんな時は、一度立ち止まって考えてみることも大切です。
大事なのは、「これからどうしたいか」
辞める。
続ける。
休む。
答えは、人それぞれです。
でも、
「今、自分は何がつらいのか」
そこを整理することは、とても大切だと思います。
若い頃は、目の前のことで精一杯になりやすいものです。
けれど50代になると、
「もっと早く、自分の気持ちを大事にしても良かったのかもしれない」
そう感じる人も少なくありません。
最後に
若い頃は、周りと比べて焦ることもあります。
SNSを見れば、自分だけ取り残されているように感じることもあるかもしれません。
でも、人生は思っているより長いです。
無理をして壊れてしまうより、
少し立ち止まりながら、自分に合う生き方を探していく。
そんな考え方があってもいいのではないでしょうか。

