不安との付き合い方|考えすぎてしまう人へ
夜になると、不安が大きくなる。
昼は平気だったはずなのに、眠る前になると急にいろいろ考えてしまう。
まだ起きていないことを心配し、人の言葉を引きずり、答えの出ないことを何度も頭の中で繰り返してしまう。
そんな自分に疲れていませんか。
もし、あなたが「考えすぎる自分はダメだ」と感じているなら、まず伝えたいことがあります。
それは、あなたが弱いからではありません。
真面目に生きてきたからこそ、不安を感じやすいのです。
こういう悩みはありませんか?
・まだ起きていないことまで心配してしまう
・夜になると不安が強くなる
・一度考え始めると止まらない
・人の言葉を何日も引きずる
・最悪の結果ばかり想像してしまう
・行動する前に疲れてしまう
・不安で眠れないことがある
・考えすぎて何も手につかないことがある
一つでも当てはまるなら、あなたは決して一人ではありません。
これから先の生き方そのものに迷いが重なっている方は、これからの人生をどう生きるか分からなくなった人へもあわせて読んでみてください。
なぜ人は不安になるのか
不安は、本来なくすべきものではありません。
危険を避けたり、失敗を防いだりするために、人に備わっている自然な感情です。
「このままで大丈夫だろうか」
「失敗したらどうしよう」
「傷ついたら嫌だな」
そう感じるからこそ、人は慎重になり、準備し、未来を考えることができます。
特に、真面目な人ほど先のことを考えます。
責任感が強い人ほど、「もしも」に備えようとします。
過去の失敗経験や、人間関係で傷ついた記憶がある人ほど、不安が強くなることもあります。
さらに今の時代は、情報が多すぎます。
SNS、ニュース、他人の成功談。
見なくてもいいものまで目に入り、心が落ち着かなくなることも少なくありません。
だからこそ、不安になる自分を責めなくていいのです。
考えすぎる人に起こりやすいこと
不安が強くなると、現実以上に問題が大きく見えてしまいます。
本当はまだ何も起きていないのに、頭の中では最悪の結末まで進んでしまう。
その結果、次のような状態になりやすくなります。
・行動できなくなる
・疲れやすくなる
・自信を失いやすくなる
・ネガティブ思考になりやすい
・今この瞬間を楽しめなくなる
・小さなことにも敏感になりすぎる
問題なのは、不安そのものではありません。
不安に飲み込まれ、今日の行動まで止められてしまうことです。
不安は未来の問題ではなく、今を止める力になることがあります。
不安との付き合い方
不安をゼロにすることは難しいかもしれません。
けれど、不安との向き合い方を変えることはできます。
1.今考えて答えが出ることかを分ける
今すぐ考えて意味があることなのか。
今考えても答えが出ないことなのか。
この区別をするだけでも、頭の中はかなり整理されます。
2.自分で変えられることと、変えられないことを分ける
相手の気持ち、過去の出来事、世の中全体の流れ。
それらは自分一人では変えられません。
一方で、今日の行動、言葉の選び方、準備、学び方、生活習慣は自分で変えられます。
変えられないことに心を使い続けるより、変えられることに力を使う。
それが現実を変える第一歩になります。
3.できることだけやる
全部解決しようとしなくて大丈夫です。
今日できる一歩だけで十分です。
4.情報を見すぎない
情報収集は必要です。
しかし、見すぎれば不安材料も増えていきます。
必要な情報を得たら、一度離れることも大切です。
5.紙に書き出す
頭の中にある不安は、書くことで整理されやすくなります。
漠然とした不安ほど、言葉にすると正体が見えてきます。
6.体を動かす
散歩、掃除、軽い運動。
体が動くと、心も少しずつ動き始めます。
7.誰かに話す
一人で抱えていると、不安は大きくなりやすいものです。
言葉にするだけで、気持ちが軽くなることがあります。
8.今日はここまでと区切る
考えても答えが出ない日はあります。
そんな日は「今日はここまで」と終えることも大切です。
私が思うこと
私も昔から、どちらかといえば考えすぎるタイプです。
何も考えず勢いよく行動できる人を見て、うらやましく感じることもありました。
不安は、正直に言えば邪魔になることも多いと思います。
考えすぎて疲れたり、動けなくなったり、自分で自分を苦しめてしまうからです。
ただ、その一方で、不安があるから慎重になれる面もあります。
思うようにいかなかった時を想定し、備える気持ちにもつながります。
考えること自体は悪いことではありません。
問題なのは、考えるだけで終わり、不安を育ててしまうことです。
私自身、生活サポートの仕事のPRのために戸別訪問や営業をしなければと思いながら、なかなか動けない時があります。
人にお願いすることへの苦手意識や、断られたらどうしようという気持ちが出てくるからです。
それでも、実際に一歩踏み出してみると、思っていたほど大きな問題ではなかったと感じることがあります。
何をあれほど悩んでいたのだろう。
そう思うことも少なくありません。
考え続けても人生は変わりません。
変わるのは、動いたときです。
小さくても進めばいい。
不安があっても進めばいい。
私はそう思っています。
行動の大切さという意味では、副業の始め方|何をすればいいか分からない人へにも通じるものがあります。
不安が強いときに大切なこと
睡眠不足を放置しない
寝不足になると、不安は何倍にも大きく見えやすくなります。
夜に考え込みやすい人ほど、まず休むことが大切です。
一人で抱え込みすぎない
孤立すると、不安は強まりやすくなります。
誰かと話すだけでも、気持ちは変わることがあります。
心と体はつながっている
心だけ整えようとしても難しい時があります。
散歩をする、湯船につかる、音楽を聴く、早めに寝る。
体から整えることも大切です。
必要なら専門家に相談していい
一人で抱えきれない時は、相談することも立派な行動です。
無理をしすぎなくて大丈夫です。
今の時代は、不安が増えやすいのかもしれない
私は、昔より生きづらさを感じる人は増えていると思います。
以前は、地域や周囲とのつながりの中で支え合う空気が今よりありました。
今は個人が尊重される時代になった一方で、個人の責任も大きくなっています。
人とふれあう機会が減り、一人で考える時間が増えれば、不安も強くなりやすい。
そこへSNSやニュースの情報が流れ込み、さらに心が揺さぶられることもあります。
だからこそ、意識して人とつながること。
情報から少し離れる時間を持つこと。
それも今の時代には必要なのかもしれません。
まとめ
・不安は自然な感情
・考えすぎる人ほど真面目で責任感がある
・不安そのものより、飲み込まれることが問題
・変えられないことではなく、変えられることに力を使う
・不安をなくすより、付き合い方が大切
・小さな行動が気持ちを変える
・一人で抱えなくていい
不安を自分の中で育てすぎる前に、少しだけ動いてみる。
結果は、動いた先で見えてくることがあります。
一人で抱えた不安は、言葉にするだけでも少し軽くなることがあります。
どうしても整理できない時は、誰かの力を借りても大丈夫です。

